メタバースは危険な果実

最近特に聞くワードの中にメタバースがある。

これは大変興味深い領域だ。ワクワクする。

しかし、ここで少し考えて見たい。簡単に手にしてみていいものか。

今はまだいいかも知れない。規模が小さいからだ。ただ、これから大きくなったとして、さて、そこに自分が入ってみたとしよう。

そこにいる相手は誰だ?今自分はどこにいるんだ?どこに何のルール、法律が適用されるのか?

世界中からアクセスできる、誰でもが好きに作っアバターを介して参加(?)できる。これが素晴らしいことであると同時にものすごく危険でもあるというのはすぐに理解できる。

世界中から誰でもアクセスしたら、一体どこのどの法律によって制御されるのか?各国の各企業が独自に作っているメタバースが今のように独立している間はまだいいだろう、しかし、それが過去のインターネットのそれのように縦横無尽に繋がり出したらどうなるのだろう。

インターネットですら、国を超えて通信できている、その弊害として国際的な税徴収システムの構築、ルール作りが急務になっており、なおかつそれができていない状況。

それに輪をかけてメタバースが大きくなっていったら、、、、。あああああああ、

それを制御するためにはブロックチェーン技術やNFT規格などを駆使してルールや市場の信頼性の担保作りが急務になってくる。

それらを待たずとしてメタバースが膨張していったら大変だ。しかし、その反面、面白い世界が広がっていくのも事実ではある。

人間の良識に頼って物事を考え進めてはいけない。なぜなら大半の人間はとても怠惰で弱い生き物だから。だからこそ厳しく律する何か他のものが必要になる。

常に物事は両側面を持ちながら進んでいくものだからな。