今年の6月に開催されました日本映画大学様向けの特機講習会のレポートです。
掲載が遅くなり申し訳ありません。

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特機部的な視点とは一体何なのか。

6月6日(月)、日本映画大学白山キャンパスにて特機講習が開催されました。
弊社技師の言葉を興味深そうに聞く学生の皆さんの姿を見ながら、自身でもどういうことを意識して機材を扱えばいいのかを考える機会となりました。
特機の基本的な扱いや注意事項をはじめ、スタジオ内に組まれたセットと人物の動きを生かした機材の選択やセッティング、またオペレートする時にどんなことを意識しているのかなど、限られた時間でしたが非常
に内容の濃い講習会となりました。

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「フレームの中だけでなく演技している場所全体が見えてなくてはいけない。」
移動車の実践レクチャー中の弊社技師の言葉です。
「役者の筋肉の動きや息遣い、目線などを察知して特機部は芝居を見ている。」と続いた言葉は、私自身も非常に勉強になりました。

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学生の皆さんにとっても、普段は見られないクレーンに乗って撮影をしたり、弊社の機材を触りながら実習の作品撮りで使えそうか相談しあったり、貴重な経験をしていただけたかと思います。
今後の撮影について考える良い経験の時間となったなら幸いです。

NKLオペレーター
竹内 彩夏